【株式市場】1ドル104円台への円高を受け日経平均は一時203円安だが大幅増益株などは強い

2020年7月29日 13:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2479円05銭(178円33銭安)、TOPIXは1555.65ポイント(13.47ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億6517万株

 7月29日(水)前場の東京株式市場は、円相場がNY市場から1ドル104円台となり、自動車株や電子部品株などが下げて始まり、日経平均も取引開始後から160円安(約2万2500円)を挟んで一進一退となった。四半期決算が大幅減益だったキヤノン<7751>(東1)やファナック<6954>(東1)の下げが目立ち、日経平均は10時半過ぎに203円23銭安(2万2454円15銭)まで下落。前引けは多少持ち直した。

 四半期決算が大幅増益のコメリ<8218>(東1)や田岡化学工業<4113>(東2)が値上がり率上位に躍進し、ブランジスタ<6176>(東マ)は台湾企業向けに日本のAmazon市場への進出・拡大を支援する新サービス発表が注目されて11時頃から急伸。キャリア<6198>(東マ)は求人広告動向で医療・福祉分野の増加が言われ連日出直り拡大。ワンダーコーポ<3344>(JQS)は「巣ごもり消費」再燃や業績拡大期待などが言われて11時前からストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億6517万株、売買代金は1兆2992億円。1部上場2172銘柄のうち、値上がり銘柄数は436銘柄、値下がり銘柄数は1652銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種の値上がりにとどまり、海運、電力・ガス、不動産、医薬品、小売り、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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