NY為替:ドル強含み、6月ミシガン大消費者信頼感指数は予想以上に改善

2020年6月13日 07:05

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:05JST NY為替:ドル強含み、6月ミシガン大消費者信頼感指数は予想以上に改善
12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円22銭から107円52銭まで上昇して107円37銭で引けた。6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値や、5月輸入物価指数が予想を上回り米債利回り上昇に伴うドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1323ドルから1.1213ドルまで下落して1.1258ドルで引けた。ユーロ・円は121円48銭から120円52銭まで下落。アメリカ疾病管理予防センター(CDC)がウイルスが劇的に増加した場合、厳しい追加措置が必要と警告したことが嫌気され、リスク回避の円買いが強まった。ポンド・ドルは1.2627ドルから1.2474ドルまで下落。英国の4月GDPが過去最大に落ち込んだため来週の英中銀の会合での追加緩和を織り込むポンド売りが強まったほか、英国政府が離脱移行期間の延長をしないことをEUに伝達、通商交渉への懸念でポンド売りが加速した。ドル・スイスは0.9456フランから0.9553フランまで上昇した。《MK》

関連記事