後場の日経平均は311円安でスタート、トヨタや東エレクなどが下落

2020年6月12日 13:07

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22161.14;-311.77TOPIX;1561.58;-27.34

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比311.77円安の22161.14円と、前引けより下げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の日経225先物は本日の高値圏でもみ合い。アジア市場は全面安となるも、下げ幅は縮小傾向となっている。為替は1ドル=106円80銭近辺と朝方とほぼ同水準で推移していたものの、寄り付き後は大幅に上昇。後場の日経平均は下げ幅を縮小していった前場の流れを引き継ぎ、下げ幅を縮小して取引を開始した。寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が安値より2000円以上も切り返しており、指数を下支えしているようだ。

 セクター別では、鉱業、非鉄金属、倉庫・運輸関連業、海運業、不動産業などが下落率上位となっている。一方、売買代金上位ではソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>などの下げが目立っている。一方、ファーストリテイリング、任天堂<7974>、中外製薬<4519>、レーザーテック<6920>などは上昇している。《HH》

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