東京金概況:下落、株安も市場心理悪化は軽微

2020年6月9日 16:20

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記事提供元:フィスコ


*16:20JST 東京金概況:下落、株安も市場心理悪化は軽微
TOCOM金 21年4月限・日中取引終値:5905円(前日日中取引終値↓59円)

・推移レンジ:高値5944円-安値5900円

9日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は下落した。景気回復期待から大幅高となった米国株式相場を受けた今日の東京株式市場だが、高値警戒感から売り優勢の展開となった。ただ、日経平均が節目の23000円を下回った場面ではすかさず買いが入るなど、市場心理が大きく悪化することはなく、安全資産としての金先物は終始マイナス圏でじり安の展開となった。昨日夕刻に1ドル=109円50銭台まで進んだ円安が、本日は一時1ドル=107円90銭台まで進むなど円高基調に転じたことも金先物の重しとなった。《YN》

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