東京為替:ドル弱含み、米国雇用の持続的な回復への期待はやや低下

2020年6月9日 09:33

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記事提供元:フィスコ


*09:33JST 東京為替:ドル弱含み、米国雇用の持続的な回復への期待はやや低下
9日午前の東京市場でドル・円は108円20銭台で推移。日経平均は53円安で推移しており、為替相場の円高反転がやや嫌気されているようだ。株安を意識したドル売りは特に増えていないようだが、米国経済の早期回復や持続的な雇用回復への期待はやや低下しており、リスク選好的なドル買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円26銭から108円54銭、ユーロ・ドルは1.1291ドルから1.1315ドル。ユーロ・円は122円35銭から122円61銭。

■今後のポイント
・米国経済の段階的な再開
・欧州などが大規模財政出動
・米中対立への懸念

・NY原油先物(時間外取引):高値38.79ドル 安値38.12ドル 直近値38.71ドル《MK》

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