後場の日経平均は260円高でスタート、アルプスアルパインなどが上昇

2020年6月8日 13:03

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23124.12;+260.39TOPIX;1624.43;+11.95

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前週末比260.39円高の23124.12円と前引け値(23075.73円)から上げ幅を広げて取引を開始した。ランチバスケットは差し引き20億円の売り越しとの観測。また、ランチタイムの日経225先物は、再びじりじりと上げ幅を広げる動きに。後場の寄り付きはやや強含んでのスタートとなったものの、日経平均が節目の23000円に到達したことに伴う短期的な達成感に加え、週末に先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控えていることもあり、後場もこう着感が強まりやすいとの見方が市場では多いようだ。

 売買代金上位では、アルプスアルパイン<6770>が11%の上昇となっているほか、引き続き三菱UFJ<8306>などメガバンクも買われ、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>、日産自<7201>、オリックス<8591>、第一生命HD<8750>などが堅調。一方、任天堂<7974>、キーエンス<6861>などが下落。業種別では、鉱業、鉄鋼、銀行、保険などが上昇率上位で推移している。《HH》

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