28日のNY市場は下落

2020年5月29日 06:04

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;25400.64;-147.63Nasdaq;9368.99;-43.37CME225;21915;-115(大証比)

[NY市場データ]

28日のNY市場は下落。ダウ平均は147.63ドル安の25400.64ドル、ナスダックは43.37ポイント安の9368.99ポイントで取引を終了した。週次失業保険申請件数の減少傾向を好感し、上昇して寄り付いた。ウイルス被害が大きかったNY市も6月初旬に第1段階の活動再開の可能性に市長が言及したことも好材料となり上げ幅を拡大した。しかし、引けにかけて、トランプ大統領が中国に関する会見を29日に開くと発表すると、米中関係の悪化懸念から下落に転じた。セクター別では、公益事業、家庭・パーソナル用品が大きく上昇。一方、自動車・自動車部品が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の21915円。ADRの日本株は任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、HOYA<7741>、エーザイ<4523>、TDK<6762>が堅調。半面、トヨタ<7203>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、資生堂<4911>、富士通<6702>が冴えないなど、対東証比較(1ドル107.6円換算)で高安まちまち。《FA》

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