出光、超小型EV「ジャイアン」利用のカーシェア実証実験 千葉県館山市で

2020年5月25日 19:04

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「超小型EVジャイアン」(画像: 出光興産の発表資料より)

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 出光興産は21日、2019年8月に岐阜県飛騨市・高山市で開始したMaas実証実験の第2弾として、千葉県館山市でカーシェアリング「オートシェア」の実証実験を行うと発表した。

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■オートシェア概要

 今回の実証実験では、出光系列販売店である丸高石油に超小型EV「ジャイアン」を4台貸与する。館山市内の地元企業や駅前の駐車場3カ所をカーステーションとして、普段の買い物などに利用することができる。

 また洲崎灯台や渚の駅館山などに計16カ所に無料駐車場も用意。ただし、これらの無料駐車場や他の場所での返却はできず、必ず最初と同じカーステーションに返却することが必須なため注意が必要だ。

 入会費や月会費は不要となっており、使用する際に発生する時間料金をクレジットカードで決済する。料金は、15分ごとのショートが350円(価格は税込)、3時間パックが3,500円、6時間パックが6,000円。これらは予約時間に応じて自動的に計算され、ショート料金とパック料金の最安値の組み合わせが適用される。

 車両は、館山市内でのみ走行が許可されているため、となりの南房総市などでは走行できない。また、最高速度が45km/hのため、高速道路や自動車専用道路での走行も不可だ。

■新開発の軽量CIS太陽電池

 今回、車両を充電するカーポートは、ダイヘンが開発した非接触充電設備と、出光の子会社であるソーラーフロンティアが開発中の軽量CIS太陽電池を採用した。

 軽量CIS太陽電池は、従来のCIS型太陽電池と同等の出力を持ちながら、重さは1/3程度で、割れない、曲がるなどといった特性を持つ。これらを使い充電をすることで、災害時でも安定的に電力の供給ができるとしている。

■超小型EV「ジャイアン」とは

 「ジャイアン」は、タジマモーターコーポレーションが開発、販売をしている超小型EV。定員は2名。全長2,545mm、全幅1,290mm、全高1,570mm、ホイールベースは1,800mmとなっている。動力であるモーターはACモーターを採用し、定格出力は7.5kw、航続可能距離は140kmとなっている。エアコン、パノラマルーフ、デイライト、12Vシガーソケットなどを標準装備する。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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