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2800単語で日常英語の90%はOKって本当? まずは「NGSL」を習得しよう

2020年5月22日 07:43

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 英語を不自由なく使うには、2万語程度の英単語を覚える必要があるという。しかし2万語といえば通常の英単語帳7~10冊分に相当する量だ。忙しいビジネスパーソンにとって、これはかなり厳しい数字といえる。

【こちらも】中学英文法で英会話はできる! おすすめ英文法参考書【初級者編】

 しかしもしこれが2万語ではなく、わずか2,800語で日常の英語には困らないと言ったら、どうだろう。

 にわかには信じられないかもしれないが、イギリスのケンブリッジ大学出版の言語データを基に作成された「NGSL」2,800語をマスターすれば、なんと日常英語の90%をカバーできるというのだから驚きだ。

 当記事では、なぜか日本ではあまり馴染みのないこのNGSLについて、紹介したい。

■NGSLとは?

 1953年イギリスで、NGSLの前身となる、約2,000語の英単語リスト「GSL」が発表された。日常でよく使われる英語の約80%が、この2,000語でまかなえるといわれている、非常に優れた英単語リストだ。

 しかし時代の経過とともに現代の事情にそぐわなくなり、2013年に青山学院大学の教授を中心としたグループにより、GSLの改訂版「NGSL」(約2,800語に増量)が発表された。

 NGSLのサイトを読んでみると、やはり2,800語で日常英語の90%をカバーできると書かれている。

 実際に大学で使用している経済テキストでのGSLカバー率(NGSLではない)を見ると、約80%をカバーしているというデータが確認できる。

 大学で使う経済のテキストでも、古い基準であるGSLだけでおよそ80%も網羅しているのだから、このNGSLの有用性がわかろうというものだ。

 参考:http://catdir.loc.gov/catdir/samples/cam031/2001269892.pdf

■NGSLからさらに上級レベルを目指すには、どれくらいの単語を覚えるべきか

 もちろんNGSLだけでは対応できないときもあるだろう。であれば、2,800語をマスターしたあとに、私たちはどんな英単語をどれくらい覚えればいいのだろうか。

 じつはNGSLでは、2,800語のあとに学ぶべき単語リストが、用途別にいくつか用意されている。

・NAWL: 学術的単語リスト(960語)、日常英語の92%をカバー
・TSL: TOEIC頻出単語リスト(1,200語)、TOEIC頻出単語の99%をカバー
・BSL: ビジネス頻出単語リスト(1,700語)、一般的なビジネスシーンの約97%をカバー

※カバー率はNGSLと両方マスターした場合

 もっとも多いNGSLとBSLの組み合わせでも、覚える単語はわずか4,500語。すべてに挑戦しても、まだ6,600語だ。(実際は重複があるのでさらに少ない)

 これまで2万語もの単語を暗記するのかとウンザリしていた人も、これならなんとかなりそうだと感じてくれたのではないだろうか。

 幸いなことにNGSLのリスト自体は、公式サイトから無料でダウンロードできる。しかしこのリストだけ見ても勉強には使いづらいので、アプリやQuizlet(こちらも無料)などを積極的に利用してみるといいだろう。

・NGSL公式サイト: http://www.newgeneralservicelist.org/
・NGSL Quizlet: https://quizlet.com/class/821915/
・NGSLアプリ:
【iOS用】https://apps.apple.com/us/app/ngsl-builder-ri-ben-yu-ban/id973368515
【Android用】https://play.google.com/store/apps/details?id=com.CB.NGSLBuilder_global&hl=ja(記事:長谷川カオル・記事一覧を見る

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