首都圏私大難化の中、最短で第1志望校のボーダーラインまでつめる方法

2020年5月21日 07:07

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■常に3つの数字を見極める

 首都圏私大難化が続く中、新型コロナの影響もあって、2021年の大学入試がますます混迷を深めている。だからこそ、受験生はいたずらに情報に惑わされないよう、3つの数字を明確化しよう。

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1.第1志望校のボーダーライン
2.自分の今の実力
3.受験までの残された時間

 常にこの3つの数字を机の前に貼り、ボーダーまでの「差」を詰めるために、日々演習していく。その「差」がわかれば、まず何をやらなければならないのか、優先順位が決まってくる。その順位がわからないようなら、その教科の指導者に聞いてみよう。

■「なんとなく」演習しない

 受験生にとって1番大事なのは、「なんとなく」勉強しないということだ。「受験生なんだから、1日5時間勉強するゾ!」「問題集、1日10ページやる!」などの学習がそれである。目標設定がそもそも間違えていることに気づいていない受験生が本当に多い。「5時間勉強すること」「10ページ進むこと」自体が目的になっている、いわゆる「自己目的化」である。

第1志望校にゼッタイ合格する!まず、覚悟を決めること。そして常に3つの数字から目をそらさないこと。そして日々の演習に集中して取り組んでいく。

「受かるかな…」合格するしないは「結果」であって「前提」ではない。大事なのは目標をきちんと設定して、日々の学習に取り組むことである。

■模試は判定ではなく点数を見る

 模試が返ってきたら、その3つの数字を更新していく。合格判定や偏差値を見て一喜一憂し、肝心の中身を見ない受験生が本当に多い。模試は中身を見るべし!

・やったのに、点数落としている。

 そこを反省点として、日々の演習にフィードバックしていく。取りこぼした点数を取っていたら、ボーダーとの「差」は何点になるのか、そこを詰めるために日々の演習をやっていく。

■最後は演習量の勝負

 夏休みが明けるころからは、必ず時間を切って演習していく。受験生たちには、机の上には必ずキッチンタイマーを置いて演習せよ、と話してきた。スマホは余計な機能がついているので、シンプルにキッチンタイマーが良いだろう。

 「この問題、何分でやる!」と時間を決めて、時間内にボーダーラインに到達するような演習に切り替えていく。目指すべきは満点ではない、ボーダーラインだ。だからどんどん点数を捨てられるようになる。

 「こんな問題、やったことないステだ!」「やっぱり出た!時間かけずにゲット」「ここは配点が高いからじっくり点数を取りに行くゾ」という具合だ。

 夏前にじっくり満点を取るような演習をして、1題に1時間かけていた、それがボーダーライン目指して30分で済むようになれば、演習量は2倍になる。20分なら3倍になっている。

 しり上がりの曲線を描いて第1志望校に合格していく受験生に共通しているのは、「やればやるほど、やる」という点だ。そのしり上がりの波に乗っていけば、自己の不安も、世間の雑音も気にならなくなっているはずである。(記事:大学受験国語のフットプリンツ 谷村長敬・記事一覧を見る

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