【株式市場】中国での生産正常化など期待され日経平均は後場再び上げ4日ぶりに反発

2020年5月15日 16:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万37円47銭(122円69銭高)、TOPIXは1453.77ポイント(7.22ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億9329万株

 5月15日(金)後場の東京株式市場は、正午過ぎに中国の鉱工業生産が予想を上回る伸びと伝えられ、前場重かったトヨタ自動車<7203>(東1)や日本製鉄<5401>(東1)が値を戻して始まり、日経平均もおっ気にプラス転換し31円高で始まった。中国での生産正常化などが期待され、日経平均はジリ高基調になり、4日ぶりに反発した。

 後場は、12時半に四半期業績を発表したヨコレイ<2874>(東1)が一段高となり、13時過ぎに決算を発表したカンロ<2216>(東2)、14時に発表した日本基礎技術<1914>(東1)、ジーエルサイエンス<7705>(東2)も直後から急伸。フーバーブレイン<3927>(東マ)は公的機関や企業、マスコミの偽サイトが1000以上あると伝えられ対策需要が期待されジリ高。ユビキタスAIコーポ<3858>(JQS)は業績予想の増額などが材料視されストップ高。

 東証1部の出来高概算は12億9329万株(前引けは6億1255万株)、売買代金は2兆1444億円(同9873億円)。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は1411(同712)銘柄、値下がり銘柄数は704(同1379)銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種(前引けは11業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、サービス、倉庫・運輸、海運、機械、非鉄金属、金属製品、鉄鋼、繊維製品、化学、輸送用機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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