安田倉庫 20年3月期増収、主力の物流事業が堅調に推移

2020年5月11日 19:05

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記事提供元:フィスコ


*19:05JST 安田倉庫---20年3月期増収、主力の物流事業が堅調に推移
安田倉庫<9324>は8日、2020年3月期連結決算を発表した。営業収益が前期比1.1%増の466.49億円、営業利益が同2.4%減の34.70億円、経常利益が同1.9%増の44.51億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.6%増の29.47億円となった。

物流事業の営業収益は前期比0.1%増の396.86億円、セグメント利益は同1.5%増の32.06億円となった。海上及び航空輸送における大型案件の減少などにより国際貨物取扱料が減少したものの、新規取引の開始や既存顧客の取引拡大などによる保有施設の稼働率向上及び倉庫・輸配送ネットワークの拡充により、保管料・陸運料などで増収となった。

不動産事業の営業収益は前期比4.7%増の75.60億円、セグメント利益は同7.0%増の22.74億円となった。既存施設にて高い稼働率を維持したことに加え、大規模な施工工事等の受託があった。

2021年3月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比7.2%増の500.00億円、営業利益が同28.0%減の25.00億円、経常利益が同22.5%減の34.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.6%減の23.70億円を見込んでいる。《SF》

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