日銀金融政策決定会合は想定通りの結果に

2020年4月27日 16:49

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記事提供元:フィスコ


*16:49JST 日銀金融政策決定会合は想定通りの結果に
今回の日銀金融政策決定会合では、前回会合に続いて追加緩和が決定される可能性が高いと予想されていた。企業の資金繰りを支援する目的で新たな措置が講じられる見込みだったが、市場関係者の間からは「財政の大幅な拡大を想定して日銀による国債買い入れの方針は変更される可能性が高い」との声も聞かれていた。ウイルス感染拡大が収束して経済活動が正常化するまでの期間、年間80兆円規模の上限をなくすことについて議論されるとの見方が多かった。米連邦準備制度理事会(FRB)は、国債などを制限なく買い入れる量的緩和策を打ち出しているため、日銀もこの動きに追随するとの見方もあった。為替について想定通りの結果となったことから、ポジション調整的な円買いが一時的に広がる可能性がありそうだ。《MK》

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