豪ドル週間見通し:弱含みか、マイナス金利についての見解などに注目

2020年4月18日 14:23

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記事提供元:フィスコ


*14:23JST 豪ドル週間見通し:弱含みか、マイナス金利についての見解などに注目
■弱含み、アジア経済の停滞予測などが嫌気される

先週の豪ドル・円は弱含み。国際通貨基金(IMF)が「アジア経済は過去60年で初めてゼロ成長」との見方を示したことを受けて、リスク回避的な豪ドル売り・円買いが先行。3月雇用統計は特に悪化しなかったものの、リスク選好的な豪ドル買い・米ドル売りは週末前に縮小し、この影響で豪ドル・円は68円台後半で伸び悩む展開となった。取引レンジ:67円58銭-69円26銭。

■弱含みか、マイナス金利についての見解などに注目

今週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)が21日に公表する4月理事会の議事要旨が注目されているようだ。マイナス金利について肯定的な意見が含まれていた場合、豪ドル売りが強まる可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・21日:豪準備銀行4月理事会議事要旨

予想レンジ:66円50銭-69円50銭《FA》

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