英ポンド週間見通し:弱含みか、雇用や個人消費関連指標が手掛かり材料に

2020年4月18日 14:22

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記事提供元:フィスコ


*14:22JST 英ポンド週間見通し:弱含みか、雇用や個人消費関連指標が手掛かり材料に
■弱含み、ウイルス感染の被害拡大が懸念される

先週のポンド・円は弱含み。ジョンソン英首相の容体は改善したものの、英国内でのウイルス感染被害は拡大しており、経済情勢のさらなる悪化を警戒してリスク回避的なポンド売り・米ドル買いが観測された。米ドル・円相場は円高方向に振れたことから、ポンド・円は、一時133円台後半まで下落した。取引レンジ:133円65銭−135円50銭。

■弱含みか、雇用や個人消費関連指標が手掛かり材料に

今週のポンド・円は弱含みか。英国内での新型コロナウイルス感染被害が深刻化しており、リスク選好的なポンド買いは後退する見通し。雇用やインフレ、消費関連の重要経済指標が市場予想を下回った場合、ポンド売りが優勢になりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・21日:12-2月期ILO失業率(11-1月期:3.9%)
・22日:3月消費者物価コア指数(2月:前年比+1.7%)
・22日:3月小売売上高(2月:前月比-0.3%)
・22日:4月マークイット製造業PMI(3月:47.8)

予想レンジ:132円00銭−136円00銭《FA》

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