東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本株の大幅高で円売りも

2020年4月17日 17:05

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記事提供元:フィスコ


*17:05JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本株の大幅高で円売りも

17日の東京市場でドル・円は下げ渋り。朝方に108円08銭まで上昇後、米トランプ政権の指針で経済再開への期待感から安全通貨のドルは売り優勢となり107円63銭まで下落。ただ、日経平均株価の大幅高で円売りが強まり、その後は107円80銭付近で下げ渋った。

・ユーロ・円は117円41銭から116円66銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.0879ドルから1.0833ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円107円80-90銭、ユーロ・円116円70-80銭
・日経平均株価:始値19,575.85円、高値19,922.07円、安値19,554.70円、終値19,897.26円(前日比607.06円高)

【経済指標】
・中・1-3月期GDP:前年比-6.8%(予想:-6.0%、10-12月期:+6.0%)
・中・3月鉱工業生産:前年比-1.1%(予想:-6.2%)
・中・3月小売売上高:前年比-15.8%(予想:-10.0%)
・日・2月鉱工業生産確報:前月比-0.3%(速報値:+0.4%)
・日・2月第3次産業活動指数想:前月比-0.5(予想:-0.5%、1月:+0.3%←+0.8%)

【要人発言】
・トランプ米大統領
「経済は3段階で活動再開。再開なら急速に回復すると予想する」
「ウイルス検査の能力拡大を続ける」
・ポロズ・カナダ銀行総裁
「大規模な金融緩和が回復には必要になる」
「正当化されるなら、いかなるプログラムの規模を拡大する準備」
「第3四半期に経済を再開し始めるべき」
・中国国家統計局
「新型コロナによる圧力の高まりに直面している」
「不透明感や不安定性も高まっている」《TY》

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