4月15日のNY為替概況(訂正)

2020年4月16日 06:15

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記事提供元:フィスコ


*06:15JST 4月15日のNY為替概況(訂正)
下記のとおり修正します。
(誤)ユーロ・ドルは1.0857ドルから1.0991ドルまで上昇した
(正)ユーロ・ドルは1.0857ドルから1.0939ドルまで上昇した

 15日のニューヨーク外為市場でドル・円は107円86銭まで上昇後、107円25銭まで下落して引けた。

新型コロナウイルスによる経済封鎖の影響で3月小売売上高や4月のNY連銀製造業景況指数が記録的な落ち込みを見せたことに続いて、米・地区連銀経済報告(ベージュブック)でも全米の経済活動がここ数週間で突然、急激に縮小したことが証明されたためドル売り・円買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.0857ドルから1.0939ドルまで上昇した。

ドイツ政府が経済活動を徐々に再開させる計画を発表したことが好感され、ユーロ買いが優勢となった。


ユーロ・円は117円82銭から、116円80銭まで下落後、117円41銭まで上昇した。株安に連れリスク回避の円買いが優勢となったのち、対ドルのユーロ買いが優勢となった。


ポンド・ドルは1.2438ドルまで下落後、1.2574ドルまで上昇した。


ドル・スイスは0.9700フランへ上昇後、0.9622フランまで下落した。


【経済指標】

・米・3月小売売上高:前月比‐8.7%(予想:-8.0%、2月:‐0.4%←-0.5%)・米・3月小売売上高(自動車除く):前月比−4.5%(予想:-5.0%、2月:-0.4%)・米・4月NY連銀製造業景気指数:−78.2(予想:-35.0、3月:-21.5)・米・3月鉱工業生産:前月比‐5.4%(予想:-4.0%、2月:+0.5%←+0.6%)・米・3月設備稼働率:72.7%(予想:74.0%、2月:77.0%)・米・4月NAHB住宅市場指数:30(予想:55、3月:72)・米・2月企業在庫:前月比‐0.4%(予想:-0.4%、1月:−0.3%←-0.1%)《KY》

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