キャリアリンク 20年2月期は2ケタ増収・大幅な増益、主力の事務系人材サービス事業が好調に推移

2020年4月13日 18:48

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記事提供元:フィスコ


*18:48JST キャリアリンク---20年2月期は2ケタ増収・大幅な増益、主力の事務系人材サービス事業が好調に推移
キャリアリンク<6070>は10日、2020年2月期連結決算を発表した。売上高が前期比13.3%増の211.03億円、営業利益が同268.9%増の6.92億円、経常利益が同137.9%増の6.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同208.1%増の5.26億円となった。

事務系人材サービス事業の売上高は前期比6.3%増の156.86億円、営業利益は同683.4%増の6.37億円となった。消費税増税関連のスポット案件が予想以上に受注できたことや、テレマーケティング事業者向け及び金融機関向けの派遣案件及び給与計算受託業務等が好調に推移した。

製造系人材サービス事業の売上高は前期比2.7%増の31.94億円、営業利益は同36.6%減の0.28億円となった。食品加工業者からの受注量が好調に推移した。利益面では、製造加工部門の売上高減少及び売上総利益率の低下に伴い売上総利益が減少、また、社内管理体制及びガバナンス体制の強化で人件費が増加した。

営業系人材サービス事業の売上高は前期比295.2%増の19.47億円、営業利益は同56.6%減の0.25億円となった。2018年10月から受注開始したキャッシュレス決済関連受託業務の受託地域が順調に拡大した。利益面では、受託地域の拡大に伴い、社員及び営業中核人材の採用により、人件費及び経費が増加した。

その他の売上高は前期比2.6%増の2.74億円、営業利益は同55.0%減の0.01億円となった。ジャパン・ビジネス・サービスの子会社である東京自動車管理における「自動車管理事業」になる。

2021年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.6%増の231.32億円、営業利益が同15.5%減5.85億円、経常利益が同15.4%減の5.83億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.6%減の4.02億円を見込んでいる。《SF》

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