アルプス技研 Research Memo(10):配当は今年も連結ベースで配当性向50%を目途

2020年3月19日 17:01

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記事提供元:フィスコ


*17:01JST アルプス技研 Research Memo(10):配当は今年も連結ベースで配当性向50%を目途
■株主還元

1. 配当の基本方針
アルプス技研<4641>は株主還元策として配当を実施している。連結ベースでの配当性向は50%を目途とし、業績にかかわらず年間配当10円を維持することを基本方針としている。

2. 配当推移と計画
2019年12月期の1株当たり配当については、中間配当35円を実施するとともに、期末配当については期初予想を6円増額修正し38円(株式分割前換算で41.8円)※を実施した。2018年12月期の年間普通配当70円(記念配当10円を除く)と比べて6.8円(株式分割前換算)の増配となっている。

※投資家層の拡大と同社株式の向上の目的として、2019年7月1日付で普通株式1株につき1.1株の割合で株式分割を実施している。


2020年12月期の1株当たりの配当については、現時点で年70円(中間35円、期末35円)※を予定している(配当性向50.4%)。

※株式分割前換算では1株当たり年77円となり、2019年12月期の年76.8円(株式分割前換算)と比べて0.2円の増配となる。


■情報セキュリティ

同社グループでは、技術者が派遣先で就業することから情報セキュリティ対策を重要事項として取り組んでいる。具体的には、個人情報保護方針、情報セキュリティ基本方針、関連規程に対する整備及びそれらの適切な運用と全社員への教育により、万全を期す体制を構築している。また、派遣先のセキュリティルールの遵守についても定期的な指導を徹底している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)《EY》

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