【株式市場】日経平均は後場も堅調に推移し5日ぶりに反発、日経JASDAQ平均は2日続伸

2020年3月17日 15:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は1万7011円53銭(9円49銭高)、TOPIXは1268.46ポイント(32.12ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加し30億6517万株

 3月17日(火)後場の東京株式市場は、日本製鉄<5401>(東1)やトヨタ自動車<7203>(東1)が一段と強含み、王子HD<3861>(東1)やハウス食品G本社<2810>(東1)なども一段高。日経平均は33円高で始まり、1万7000円を出没しながら推移。5日ぶりに反発した。東証マザーズ指数も5日ぶりに反発し、日経JASDAQ平均は2日続伸となった。

 後場は、ラクスル<4384>(東1)が一段と強含み、ここ数日の2000円割れは割安とされ、ベステラ<1433>(東1)は今期の業績急増予想などが注目されて終盤ついにストップ高。アルチザネットワークス<6778>(東2)は「5G」投資は落ち込まないとされて2日続伸。セルソース<4880>(東マ)は医療機関から多血小板血漿製剤の加工を受託との発表が注目されてストップ高。リプロセル<4978>(JQS)は順天堂大学との共同事業が政府系機関から期間延長などを得たとの発表が注目されて急伸。

 3月17日新規上場となった3銘柄、ドラフト<5070>(東マ)、リビングプラットフォーム<7091>(東マ)、ミアヘルサ<7688>(JQS)は、全体相場の地合いが悪い中、そろって公開価格を上回らないまま低調に推移した。

 東証1部の出来高概算は増加して30億6517万株(前引けは14億663万株)、売買代金も増えて4兆3714億円(同1兆9289億円)。1部上場2166銘柄のうち、値上がり銘柄数は1874(前引けは1043)銘柄、値下がり銘柄数は273(同1055)銘柄となった。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは18業種)が値上がりし、値上がり率上位は、パルプ・紙、電力・ガス、水産・農林、陸運、倉庫・運輸、鉄鋼、その他製品、繊維製品、小売り、輸送用機器、機械、食料品、卸売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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