JavaコードをGPUやFPGAで実行可能にする「TornadoVM」

2020年3月11日 18:15

印刷

記事提供元:スラド

 JavaコードをGPUやFPGA上で実行可能にするというソフトウェア「TornadoVM」なるものが開発されている(InfoQ)。

 TornadoVMはOpenJDKやGraalVMと組み合わせて利用するソフトウェアで、これを利用することでGPUやFPGAの並列処理能力を活用でき、特定の処理を大幅に高速化できるという。

 TornadoVMではマルチコアCPU、NVIDIAやAMDのGPU、IntelのFPGAに対応しており、使用するハードウェアに応じて自動的にタスクを振り分ける機能も備えているそうだ。まだ実用段階ではなく、サポートなども提供されていないが、すでに機械学習などの分野で使用例があるともされている。

 スラドのコメントを読む | デベロッパーセクション | ハードウェア | プログラミング | Java

 関連ストーリー:
最速のZ80:256個のZ80で構成された1GHzマシン 2019年12月13日
Intel、C++ベースの新プログラミング言語「Data Parallel C++」を開発中 2019年06月27日
Intel、FPGAを統合したXeonプロセッサの出荷を開始 2018年05月21日
Intel、Alteraを買収 2015年06月02日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事