東京為替:ドル・円は弱含み、米長期金利の低下や株安で105円台

2020年3月6日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:02JST 東京為替:ドル・円は弱含み、米長期金利の低下や株安で105円台

6日の東京外為市場でドル・円は弱含み。国内勢の押し目買いで106円34銭を付けた後、米10年債利回りの低下に合わせドル売りが強まった。また、日経平均株価の大幅安や欧米株安観測でリスク回避的な円買いに振れ、ドルは一時105円76銭まで売り込まれた。夕方にかけては小幅に値を戻す展開。

・ユーロ・円は119円32銭まで上昇後、118円81銭まで値を下げた。
・ユーロ・ドルは1.1212ドルから1.1249ドルまで上昇した。

・17時時点:ドル・円105円80-90銭、ユーロ・円118円80-90銭
・日経平均株価:始値21009.80円、高値21061.20円、安値20613.91円、終値20749.75円(前日比579.37円安)

【要人発言】
・ウィリアム米NY連銀総裁
「3日のFRBの利下げは景気拡大を後押し」
「見通しは変化しており、不確実性が非常に高い」
「新型コロナウイルスを注意深く監視し、適切に行動する」
・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「3日の利下げは保険。状況が悪化すれば一段の措置が必要となる可能性」

【経済指標】
・日・1月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+1.5%(予想:+0.2%、12月:0.0%)
・日・1月家計支出:前年比-3.9%(予想:-4.0%、12月:-4.8%)
・豪・1月小売売上高:前月比-0.3%(予想:0.0%、12月:-0.5%)
・独・1月製造業受注:前月比+5.5%(予想:+1.3%、12月:-2.1%)《TY》

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