後場の日経平均は879円安でスタート、東証33業種すべてがマイナス推移

2020年2月28日 13:06

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21068.31;-879.92TOPIX;1509.12;-58.94

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は、前日比879.92円安の21068.31円と前引けから下げ幅を拡げてスタートした。ランチタイム中の225先物は21000円-21220円のレンジで推移。為替は1ドル=108円90銭台と109円台を割り込み、午前よりも更に円高方向に進んでいる。アジア市場も全面安で、中国・上海総合指数が3%安、香港・ハンセン指数も2%安となっている。この流れから、後場の日経平均は更に下げ幅を拡大してのスタートとなり、その後も下値を模索するような展開となっている。

 業種別では、不動産業が5%安なのを筆頭に証券、電気機器、ガラス・土石、鉱業などが4%安となっており、東証33業種すべてが大幅でのマイナス推移。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>や任天堂<7974>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、トヨタ<7203>など売買代金上位の常連銘柄がそれぞれ4%前後のマイナス推移となっており、その他、景気敏感セクターである電子部品どころで、東エレク<8035>、村田製<6981>、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>などが5%を超える大幅安となっている。《HH》

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