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英語のリスニング力を向上させる方法 ポイントは「音声変化」と「発音」

2020年2月27日 17:09

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 英語学習において、ゆっくりした会話やテキストの文章は聞き取れるのに、ナチュラルスピードの会話やニュースだと聞き取れない。こんな経験をしている人は多いだろう。その原因は、英語が「音声変化」するからだという。

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■音声変化とは

 「音声変化」という言葉は聞き慣れないかも知れないが、単語の発音が文章になると変わることである。例えば、

 ・前後の単語の音がつながる
 ・単語の一部の音が消える
 ・単語のつながりで音が変わる

 などにより、知っている単語が、文章になると音が変化してしまい聞き取れなくなるのである。ネイティブの会話では、この音声変化が日常的にあるそうだ。むしろ音声変化することが普通であるという。

 さらに英語の母音の特徴として、母音の数が10個以上と、日本語の母音5個と比べて多いことがある。長母音や複合母音を入れると英語母音はもっと増える。それぞれ発音が違うため、発音記号とともに覚えるとよいだろう。

 音声変化や英語の発音は難しそうに感じるが、音声変化にはルールがある。このルールを覚えてしまえば、速いスピードのニュースや映画も聞き取りが楽になるはずだ。英語試験でのリスニングにも役立つであろう。発音は早い段階で学習したほうが、英語上達の近道だという。

■音声変化や発音練習にはYouTube

 YouTubeでは、ネイティブの口の動きがよく見えてまねしやすい。さらに口の中のイラストを表示するなど、わかりやすい工夫をした動画があるため、舌の動かし方も参考になるだろう。

 例えば、テレビ番組「世界一受けたい授業」にも出演したことのある、サマー先生の動画はわかりやすい。サマー先生は、英語および日本語の発音が非常にクリアで聞きやすいく、発音をまねしやすいのが特徴だ。繰り返しの発音練習にピッタリであろう。また話し方がはっきりしており理解しやすい。

 このほかにも英語発音の学習動画は多くあるため、好みの声や話し方で選んでみてほしい。

 さらにYouTubeで「accent reduction」で検索すると、英語発音の矯正方法が出てくる。アメリカ英語やイギリス英語を解説しているため、こちらでもネイティブ発音の学習が可能だ。

 本で学ぶなら「American Accent Training」がおすすめだ。分厚いがきちんと学習できる教材である。

 ネイティブの話すナチュラルスピードが聞き取れないのには、理由があった。まずは英語の音声変化や発音ルールを覚えて、リスニング力とコミュニケーション力を上げるのはどうだろうか。CNNテレビやBBC放送ニュース、映画、海外ドラマなどがより楽しめるだろう。(記事:鵜飼圭・記事一覧を見る

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