ネクスグループ Research Memo(4):フィスコグループとの連携で事業環境変化に柔軟に対応

2020年2月20日 15:24

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記事提供元:フィスコ


*15:24JST ネクスグループ Research Memo(4):フィスコグループとの連携で事業環境変化に柔軟に対応
■ネクスグループ<6634>の強みと事業リスク

1. 強み
同社グループの強みとして、以下が挙げられる。

(1) 設立以来培われてきた中核技術であるモバイル通信機器に関する技術力によって、幅広い分野の機器・端末とネットワークを構築できる可能性がある。このため、AIやロボットなど、将来性のある先端分野に的確な製品・サービスを提供することで、大きく事業拡大できるポテンシャルを有している。

(2) 同社の筆頭株主であるフィスコグループと、資本関係のみならず、人材の連携・サポートもあることから、内部管理体制の強化や優秀な人材の確保、管理部門の組織強化など、経営上の支援が受けられる。

(3) 同社グループはファブレス経営であり、後述のリスクもあるものの、生産工場を持たないことで、製造設備の初期投資を企画、研究、開発などに集中して投資でき、事業環境変化に柔軟に対応した事業戦略が可能である。

2. 事業リスク
同社グループにおける主な事業リスクとしては、以下が挙げられる。

(1) 同社グループには研究開発型企業が存在するため、常に新しい技術をグループ内に蓄積していくことが競争力の源泉となるが、優秀な技術者の確保と育成が困難になった場合、または優秀な人材が流出した場合、同社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性がある。また、想定していないような新技術等により事業環境が変化した場合、必ずしも迅速には対応できない恐れや、研究開発費等の費用が多額となる可能性がある。

(2) 同社グループは、モバイル通信機器等の製造の大部分を外部にアウトソースしているファブレス型経営である。このため、アウトソース先企業の経営状況や同社グループによる今後のアウトソース先の開拓・維持、及びグループ内製造の対応の状況が同社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性がある。

(3) 同社グループの主力製品であるデータ通信端末などのモバイル通信機器は、通信事業者の仕様に基づいて開発・生産され、通信事業者が全量を買い取る取引形態となっている。このため、通信事業者との契約の内容の変更、販売価格や取引条件の変更、及び新規契約の成否が、同社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)《ST》

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