【株式市場】主力株の一角が後場一段と下げ日経平均は4日続落、一時389円安

2020年2月18日 15:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3193円80銭(329円44銭安)、TOPIXは1665.71ポイント(22.06ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億5325万株

 2月18日(火)後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7201>(東1)やファナック<6954>(東1)、キヤノン<7751>(東1)などが一段安で始まり、日経平均も一段安の324円安で始まった。主力株に指数連動型の機械的な売りが発生しているとの見方があった。日経平均は13時過ぎに389円64銭安(2万3133円60銭)まで下落。その後やや持ち直したが大引けは4日続落となった。

 後場は、日医工<4541>(東1)が一段高となり、17日付でジェネリック医薬品11成分21製品の製造販売承認を取得との同日発表が注目されて活況高。アキレス<5142>(東1)は抗菌フイルムが注目されて大引けまで買い気配のままストップ高。スガイ化学工業<4120>(東2)は抗ウイルスHIV治療薬の中間物を提供するため新型コロナ肺炎の特効薬に近い立場とされ前引け間際から急伸しストップ高。ITbookホールディングス<1447>(東マ)は今期の大幅増益予想などが材料視されて急出直り。IGポート<3791>(JQS)は子会社制作のアニメがネットフリックス経由で全世界に配信と伝えられて一段高。

 東証1部の出来高概算は11億5325万株(前引けは5億6785万株)、売買代金は2兆1244億円(同1兆221億円)。1部上場2160銘柄のうち、値上がり銘柄数は248(同238)銘柄、値下がり銘柄数は1865(同1847)銘柄。

 また、東証33業種別指数出値上がりした業種は空運1業種だけ(前引けはゴム製品1業種のみ)となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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