ソフトバンクGは大幅減益だが米スプリント社を巡る展開など注目され底堅い

2020年2月13日 09:52

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■第3四半期累計の営業利益は129億円の赤字だが「忘れていい数字」と伝えられる

 ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東1)は2月13日、5711円(40円安)で始まったあと5837円(86円高)と切り返し、昨12日につけた高値5871円に迫る水準で推移している。

 12日の取引終了後に発表した第3四半期の連結業績(2019年4~12月・累計)は営業利益が129.64億円の赤字となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期比69.0%減の4765.87億円だったが、引き続き、傘下の米携帯通信会社スプリントと同業のTモバイルとの合併を巡る訴訟で勝訴したことなどが好感されている。

 決算発表の席上、会長兼社長の孫氏は、「『保有株式の価値は増えている。SBGは事業会社ではなく投資会社なので、営業利益や売り上げは忘れていい数字だ』などと持論を述べた」(朝日新聞デジタル2020年2月12日20時57分)と伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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