コーセルは調整一巡

2020年2月13日 09:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 コーセル<6905>(東1)は電源を主力としている。20年5月期は需要減速で大幅減収減益予想だが、21年5月期の収益回復を期待したい。株価は戻り高値圏から反落して上値の重い展開だが、調整一巡を期待したい。

■電源が主力

 電源(ユニット電源、オンボード電源)を主力として、ノイズフィルタも展開している。産業機器向けスイッチング電源の標準品で国内2位のシェアを誇っている。

■20年5月期大幅減収減益予想、21年5月期収益回復期待

 20年5月期連結業績予想(9月11日に下方修正)は、売上高が19年5月期比13.3%減の241億80百万円、営業利益が56.2%減の14億70百万円、経常利益が54.2%減の15億10百万円、純利益が73.2%減の5億70百万円としている。

 第2四半期累計は前年同期比21.2%減収、69.7%営業減益だった。中国経済減速などで需要が減少し、人件費や減価償却費の増加も影響した。通期も大幅減収減益予想である。21年5月期の収益回復を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は戻り高値圏から反落して上値の重い展開だが、調整一巡を期待したい。2月12日の終値は1180円、時価総額は約421億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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