【株式市場】NYダウの5日ぶり反落など受け日経平均は軟調だが朝方の一時206円安から大きく回復

2020年2月10日 12:08

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3778円29銭(49円69銭安)、TOPIXは1725.48ポイント(6.66ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億8587万株

 2月10日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウが5日ぶりに反落し、トヨタ自動車<7203>(東1)やソニー<6758>(東1)などが軟調にスタート。日経平均も取引開始後に206円26銭安(2万3621円72銭)まで下押した。一方、高炉一部休止の日本製鉄<5401>(東1)は10時前から堅調相場に浮上。10時30分頃に始る上海株は底堅く、日経平均は次第に持ち直し、前引けは49円69銭安(2万3778円29銭)となった。東証2部指数、日経JASDAQ平均は高い。

 新型肺炎の関連株が軒並み持ち直し、日本エアーテック<6291>(東1)は17%高、川本産業<3604>(東2)は17%高、重松製作所<7980>(JQS)は11%高と急伸したが、直近の大相場から見れば小幅な出直り程度。Amazia<4424>(東マ)は第1四半期決算の発表後2日連続大幅高。オプトエレクトロニクス<6664>(JQS)は米国での訴訟の和解が注目され一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億7258万株、売買代金は9744億円。1部上場2159銘柄のうち、値上がり銘柄数は746銘柄、値下がり銘柄数は1300銘柄となった。(HC)

また、東証33業種別指数は10業種が値上がりし、値上がり率上位を見ると、倉庫・運輸、水産・農林、保険、繊維製品、証券・商品先物、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
ヒーハイスト精工は調整一巡して反発期待、19年3月期2Q累計減益だが進捗率順調(2018/11/15)
プロレド・パートナーズは、18年10月期大幅増益で成長続く、7000円割れを下値に上値試す(2018/11/01)
ラ・アトレは出直り期待、18年12月期利益・配当予想を上方修正(2018/11/15)
リーガル不動産は総合不動産開発企業として業容拡大、下値に買い入る(2018/10/31)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事