マザーズ先物概況:反落、ナイトセッション比では買い戻しも、勢い弱く

2020年2月3日 16:05

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記事提供元:フィスコ


*16:05JST マザーズ先物概況:反落、ナイトセッション比では買い戻しも、勢い弱く
2月3日のマザーズ先物は前週末比4.0pt安の815.0ptとなった。なお、高値822.0pt、安値は793.0pt、取引高は3215枚。本日のマザーズ先物は、外部環境の不透明感が拭えないなか反落した。中国発の新型肺炎の拡大に収束の兆しが見えないなか、前週末の米国市場は大幅下落。為替も1ドル=108円台前半への円高が進むなか、春節明けの中国市場は7%超と下落スタート。こうした背景から、本日の日経平均は400円超と大幅に下落して始まった。それでも、注目されていた春節明けの中国市場が7%超と下落した後はサーキットブレーカーも発動されずに底堅く推移したことから市場心理はやや改善したとみられ、日経平均など主要株価指数はそこからジリジリと下げ幅を縮小していく展開に。こうした中、マザーズ先物についてはナイトセッションの間に20pt以上も下落していただけに、日中取引についてはナイトセッション比でプラスに堅調に推移した。前週末の日中取引比ベースでも取引終了時間前に一時プラスに転じる場面もあったが、終了間際に再度下落し、結局、前週末比ベースで、マイナスで取引を終えた。指数寄与度の高いところでは、メルカリ<4385>やサンバイオ<4592>などが上昇した一方、メドレー<4480>、弁護士ドットコム<6027>、UUUM<3990>などは下落した。《YN》

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