マザーズ先物見通し:下値模索の動きか

2020年2月3日 08:11

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記事提供元:フィスコ


*08:11JST マザーズ先物見通し:下値模索の動きか
本日のマザーズ先物は、感染拡大が続く新型肺炎に対する警戒感から売り優勢の展開となりそうだ。前週末の米国市場では、中国を中心に拡大する新型肺炎への警戒感から売りが膨らみ、NYダウは603ドル安と急落した。円相場も1ドル=108円台前半へと円高が進んでおり、こうした外部環境の不安定さから個人投資家心理は大幅に悪化しよう。日経平均も大幅安で始まりそうなため、マザーズ先物にもリスク回避の動きが強まりそうだ。実際、マザーズ先物はナイトセッションの間に20pt以上下落して節目の800ptを割ってきている。また、春節休場明けの中国・上海株の動向も気掛かりなところだ。市場では「新型肺炎の感染拡大を受けた中国経済の先行き懸念などから、上海株が暴落するような展開になれば、投資家心理は一段と冷え込みかねない」との声も聞かれ、目先は下値を模索する展開となりそうだ。上値のメドは800.0pt、下値のメドは780.0ptとする。《YN》

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