東京為替:複数のリスク要因を嫌気、ドル・円は一時108円73銭まで下落

2020年1月27日 09:40

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記事提供元:フィスコ


*09:40JST 東京為替:複数のリスク要因を嫌気、ドル・円は一時108円73銭まで下落
27日午前の東京市場でドル・円は、109円近辺で推移。日経平均株価は420円安で推移しており、株安を意識してリスク回避の円買いが観測されている。ドル・円は108円73銭まで下げているが、この水準では顧客筋などのドル買いが確認されている。新型のコロナウイルスによる感染症の拡大に対する警戒感は消えていないこと、中東情勢の悪化を嫌気して、リスク回避的な円買いはしばらく続く可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円73銭から109円05銭、ユーロ・円は119円94銭から120円30銭、ユーロ・ドルは1.1024ドルから1.1035ドル。


■今後のポイント
・米中通商協議は第2段階に移行へ
・新型肺炎の感染拡大に対する警戒感残る
・中東情勢の悪化

・NY原油先物(時間外取引):高値53.71ドル 安値52.15ドル 直近値52.92ドル《MK》

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