年を2桁で処理するシステムの「2020年問題」

2020年1月14日 21:24

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記事提供元:スラド

 過去に開発されたシステムでは、年を西暦の下2桁でのみ処理するものが存在するそうだ。そういったシステムの一部では2000年以降も適切に処理を行うために下2桁が「00〜19」の場合は「2000年〜2019年」として扱い、そうでない場合は「19XX年」として扱うという処理になっているものがあり、2020年を迎えた現在そういったシステムが問題となっているという(New ScientistGIGAZINE)。

 「00〜20」という範囲が選択された理由については、UNIX時刻では1970年を時刻の基準点としており、そこからプラスマイナス50年の範囲ということで1920年から2019年という設定にしたとされている。こういったシステムでは2020年という年を適切に処理できないケースがあり、複数のシステムやプログラムでこれに関連する問題が確認されているそうだ。

 なお、これとはまったく関係はないが、例えば「年4桁+月2桁」の数字6桁で年月を表現するルールを採用している場合、2020年を迎えた現在それが「年2桁+月2桁+日2桁」との表記との区別がつかないという問題も指摘されている。例えば2008年4月のデータを「200804hogehoge.txt」のようなファイルに保存していた場合、ルールを知らない人がこれを見たら「2020年8月4日のデータ」のように解釈してしまう恐れがある。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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