9日の日本国債市場概況:債券先物は152円07銭で終了

2020年1月9日 18:10

印刷

記事提供元:フィスコ


*18:10JST 9日の日本国債市場概況:債券先物は152円07銭で終了
<円債市場>
長期国債先物2020年3月限
寄付151円96銭 高値152円11銭 安値151円90銭 引け152円07銭
売買高総計20798枚

2年 408回 -0.135%
5年 141回 -0.110%
10年 357回 0.000%
20年 170回 0.290%

債券先物3月限は、151円96銭で取引を開始。トランプ米大統領が前日の国民向け演説で、イランに対する反撃の可能性を示唆しなかったことを受けてリスク回避ムードが後退、売りが先行して151円90銭まで下げた。その後、30年債入札がまずまず順調な結果だったことから買い戻しがみられ、152円11銭まで上げた。現物債の取引では、2年債が買われ、5年債、10年債、20年債が売られた。

<米国債概況>
2年債は1.58%、10年債は1.87%、30年債は2.35%近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は-0.20%、英国債は0.83%、オーストラリア10年債は1.23%、NZ10年債は1.46%。(気配値)


[本日の主要政治・経済イベント]
・19:00 ユーロ圏・11月失業率(予想:7.5%、10月:7.5%)
・22:00 クラリダ米FRB副議長講演(経済見通しと金融政策)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.0万件、前回:22.2万件)
・23:30 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁開会あいさつ(地域経済会合)
・01:30 ウィリアムズNY連銀総裁が英中銀での討論会参加(インフレ目標)
・02:45 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演(バージニア銀行協会・商業会議所)
・03:00 米財務省30年債入札
・03:20 エバンス米シカゴ連銀総裁講演(経済見通し)
・04:00 ブラード米セントルイス連銀総裁講演(ウィスコンシン銀行協会)《KK》

関連記事