【話題】「ラマダン明けにポッキーを食べよう」!、江崎グリコが近年特に力を入れている国のひとつがインドネシア

2020年1月2日 10:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

2020年の「ラマダーン」(イスラム教の「断食」)は、ネットで検索すると、「4月23日木曜日から5月23日土曜日まで」などと出てくる。

2020年の「ラマダーン」(イスラム教の「断食」)は、ネットで検索すると、「4月23日木曜日から5月23日土曜日まで」などと出てくる。[写真拡大]

 2020年の「ラマダーン」(イスラム教の「断食」)は、ネットで検索すると、「4月23日木曜日から5月23日土曜日まで」などと出てくる。

 そのイスラム教国のひとつであるインドネシアで、江崎グリコ<2206>(東1)は、「ラマダン明けにポッキーを食べよう」といった提案を行うキャンペーンを展開していることが、同社ホームページに載っている。「近年特に力を入れている国のひとつがインドネシアです」と紹介するページだ(https://www.glico.com/jp/enjoy/contents/pockyinindonesia/)。

 そして、同社は2019年12月18日、インドネシアに子会社(孫会社)を設立すると発表した。ASEANで事業が拡大していることを受け、ASEAN及びその他地域への生産を増強するため、インドネシアに新会社「PT Glico Indonesia Manufacturing(仮称)」を設立する。

 新会社名は「PT Glico Indonesia Manufacturing」(仮称)。所在地は南ジャカルタ市。資本金は5000万USドル(グリコ・アジアパシフィック社99.998%、江崎グリコ0.002%)。設立は2020年3月末。江崎グリコの特定子会社になる。

 「ポッキー」は現在、約30の国で年間5億箱以上を販売するという。「インドネシアでポッキーを販売したのは30年前。2012年までは名前すらあまり知られていない状況だったが、近年は日本のお菓子の代表格として浸透しつつあるようだ。

 インドネシアの人口は日本の倍の約2億5,000万人。およそ4割がお菓子の主な購買層である20歳未満という。ホームページには、同国は「お菓子の市場にとってはとても魅力的な市場です」などとある(以下は直接ご覧下さい)。

 19年の株価は4900円前後で終わったが、8月初旬の4285円を下値に回復相場に転じ、波状高となっている。直近は、波の谷間から再び出直るような値動きを見せており、次の上昇波が来る期待を感じさせている。20年の株価は「ラマダーン商戦」の成果が買い材料になるかもしれない。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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