日経VI概況:低下、薄商いのなか円安などが安心感に

2019年12月26日 16:07

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:07JST 日経VI概況:低下、薄商いのなか円安などが安心感に
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は26日、前日比-0.10pt(下落率0.72%)の13.67ptと低下した。なお、高値は13.84pt、安値13.52pt。前日の海外市場は揃って休場。このため、本日の東京市場では新規の材料に乏しかったが、為替が1ドル=109円50銭台までの円安水準に振れたことが材料視されて、225先物は日中取引に入ってから大きく値を上げた。これに伴い、日経VIは低下してスタートし、その後はこう着感を強める展開となった。

【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《YN》

関連記事