【株式市場】TOPIXは続落だが個別物色は活発で日経平均は反発

2019年12月23日 15:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3821円11銭(4円48銭高)、TOPIXは1729.42ポイント(3.65ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億5578万株

 12月23日(月)後場の東京株式市場は、富士通<6702>(東1)が一段軟調に始まり、東京エレクトロン<8035>(東1)は上げ幅を縮めて始まるなど、主力株が一服模様になり、日経平均も9円高で始まったあと小動きを続けた。TOPIX、JPX日経400は水面下で小動き。結局、TOPIXなどは4日続落となり、日経平均は反発した。

 後場は、タカラトミー<7867>(東1)が一段と強含んで年初来の高値更新幅を広げ、新作ゲームアプリの配信再開などを好感。カナミックネットワーク<3939>(東1)は経営トップが午前中にメディアに出演とされて一段高。大興電子通信<8023>(東2)は純利益を除くと連続大幅な増収増益の見込みであることなどが言われて高値に接近。ソレキア<9867>(JQS)はは純利益が20年ぶりに最高を更新する見込みであることなどが言われて急伸し2年半ぶりの5000円台。上場9日目のマクアケ<4779>(東マ)は大きく切り返して最高値に接近。

 23日は2銘柄が新規上場となり、カクヤス<7686>(東2)は買い気配で始まり、9時32分に公開価格1600円を17%上回る1866円で初値。後場2050円まで上げて終値は1835円。global bridge HOLDINGS(グローバルブリッヂホールディングス)<6557>(東マ)は買い気配で始まり、10時36分に4020円(公開価格2690円の49%高)で初値。後場4180円まで上げ、終値は3660円だった。

 東証1部の出来高概算は少な目で9億5578万株(前引けは4億8520万株)、売買代金は1兆4999億円(同7223億円)。1部上場2158銘柄のうち、値上がり銘柄数は586(同704)銘柄、値下がり銘柄数は1486(同1330)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は6業種(前引けは8業種)にとどまり、値上がりした業種は、医薬品、精密機器、サービス、小売り、その他製品、食料品となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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