豪ドル週間見通し:底堅い展開か、押し目買い興味残る

2019年12月21日 14:41

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記事提供元:フィスコ


*14:41JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、押し目買い興味残る
■強含み、雇用改善を意識した買いが入る

先週の豪ドル・円は強含み。豪準備銀行(中央銀行)が12月17日に公表した12月理事会議事要旨で追加利下げへの言及がみられ、豪ドル売りが先行した。しかしながら、11月雇用統計で失業率は低下し、雇用者数も増加したことから、豪ドル買い・円売りが優勢となった。取引レンジ:74円85銭-75円63銭。

■底堅い展開か、押し目買い興味残る

今週の豪ドル・円は底堅い展開か。有力な経済指標の発表は予定されていないことから、豪ドル関連の取引は手掛けにくい。ただ、豪準備銀行(中央銀行)が利下げを急がない姿勢をみせていることや、米中通商協議における第1段階の合意などを意識して、豪ドルの押し目買い興味は残されているようだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし
・25日:クリスマス休場
・26日:ボクシングデイー休場

予想レンジ:74円50銭-76円50銭《FA》

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