泉州電業 19年10月期は増収増益、建設需要が堅調に推移

2019年12月10日 11:40

印刷

記事提供元:フィスコ


*11:40JST 泉州電業---19年10月期は増収増益、建設需要が堅調に推移
泉州電業<9824>は9日、2019年10月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.0%増の836.76億円、営業利益が同2.9%増の39.79億円、経常利益が同2.5%増の42.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.5%増の27.14億円となった。

提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図った。また、販売体制及び物流機能の強化を図るため、2019年5月には吹田物流センターより移転・拡充した大阪物流センターを開設し、2019年8月には東京西営業所を移転・拡充した。それに加えて、2019年10月には、グローバル展開の強化を図るため、ベトナムにSENSHU ELECTRIC VIETNAM CO.,LTD.を設立した。その結果、当連結会計年度の経営成績は、銅価格の下落による販売価格の低下要因や、米中貿易摩擦等の影響を受け、民間設備投資向け電線の一部で需要の減少があったものの、建設需要が堅調に推移した。

2020年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.1%増の888.00億円、営業利益が同5.8%増の42.10億円、経常利益が同5.1%増の44.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.6%増の29.20億円を見込んでいる。《SF》

関連記事