後場の日経平均は56円高でスタート、エーザイやTDKが上昇

2019年12月6日 13:05

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23356.77;+56.68TOPIX;1711.27;-0.14

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比56.68円高の23356.77円と前引けから上げ幅ほぼ変わらずで取引を開始した。午前の日経平均は続伸。ランチタイム中の225先物は23310-23370円のレンジで推移。円相場は1ドル108円70銭付近での推移となっている。アジア市場では、香港ハンセン指数や韓国の総合株価指数が堅調であることに加え、軟調だった中国上海総合指数もランチタイム中にプラス圏に浮上してきている。ただ、依然として米中協議の行方に対する不透明感が残っており、強弱材料が混在するなか、午前の取引で買い一巡後に伸び悩む展開となった流れから、午後の日経平均は上値の重いスタートとなった。今晩の米国で11月雇用統計の発表が予定されていることや週末要因もあり、上値を追う動きの乏しい展開となっている。

 業種別では、証券・商品先物取引業、建設業、鉄鋼、ガラス・土石製品、金属製品、非鉄金属、繊維製品、機械などがプラスで推移。一方、ゴム製品、鉱業、水産・農林業、パルプ・紙、小売業、その他製品、空運業などがマイナスで推移している。売買代金上位では、エーザイ<4523>の上昇が目立つほか、TDK<6762>、大成建設<1801>、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>、コマツ<6301>などがプラスで推移。一方、ブリヂストン<5108>、武田薬<4502>、ソフトバンク<9434>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>などがマイナスで推移している。《FA》

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