ピアズは底打ちの可能性

2019年11月29日 09:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ピアズ<7066>(東マ)は、携帯販売代理店向けを中心にコンサルティングや販売支援を展開している。20年9月期は先行投資負担で減益予想としている。株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、11月の上場来安値から反発の動きを強めている。高値から3分の1水準で底打ちした可能性がありそうだ。

■携帯販売代理店向けコンサルティングや販売支援

 19年6月東証マザーズに新規上場した。電気通信事業、携帯販売代理店(キャリアショップや家電量販店など)および移動体通信端末メーカー向けを中心に、店舗運営に係るコンサルティングや販売支援を展開している。収益面の季節特性として、年末商戦や新入学・卒業シーズンの繁忙期にあたる上期(10月~3月)に偏重する傾向がある。

 19年11月には新事業としてeスポーツイベント企画運営受託事業を開始すると発表した。

■20年9月期減益予想

 20年9月期連結業績予想は、売上高が19年9月期比20.0%増の33億25百万円、営業利益が10.7%減の4億53百万円、経常利益が12.8%減の4億25百万円、純利益が13.1%減の2億76百万円としている。受注拡大で増収だが、先行投資負担で減益予想としている。

■株価は底打ちの可能性

 株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、11月の上場来安値から反発の動きを強めている。高値から3分の1水準で底打ちした可能性がありそうだ。11月28日の終値は2557円、時価総額は約56億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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