日経平均は21円高でスタート、パナソニックや京セラが堅調

2019年11月28日 10:02

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23458.88;+21.11TOPIX;1712.02;+1.04

[寄り付き概況]

 28日の日経平均は前日比21.11円高の23458.88円と5日続伸で取引を開始した。27日の米国株式相場は上昇。7-9月期GDP改定値が予想を上振れたほか、米中協議進展への期待感、さらに地区連銀経済報告(ベージュブック)では、米経済は緩やかに拡大したことが明らかとなり、製造業も回復の兆しが示され堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の23590円。円相場は1ドル109円40銭付近で推移している。この流れから、日経平均は5日続伸スタートとなった。その後も上げ幅を拡げる展開となっている。

 業種別では、鉄鋼、石油・石炭製品、保険業、パルプ・紙、海運業、輸送用機器、非鉄金属、証券・商品先物取引業などがプラスで推移。一方、水産・農林業、金属製品、陸運業、精密機器、機械、倉庫・運輸関連業、小売業、不動産業などがマイナスで推移している。売買代金上位では、京セラ<6971>、パナソニック<6752>、昭和電工<4004>、資生堂<4911>、トヨタ自<7203>、日立<6501>、任天堂<7974>などがプラスで推移。一方、オープンハウス<3288>、シャープ<6753>、ファーストリテ<9983>、スクエニHD<9684>などがマイナスで推移している。《US》

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