川崎近海汽船は米中関係の好転期待も材料視され一段高

2019年11月25日 13:07

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■中国・華為技術の日系部品調達拡大も思惑視される

 川崎近海汽船<9179>(東2)は11月25日、前引けにかけて3120円(70円高)まで上げて一段高となり、戻り高値を更新。取引時間中としては5月8日以来の3100円台に進んだ。

 前週、中国の華為技術(ファーウェイ)が日本からの部品調達を5割増加させる方針と伝えられたあたりから値動きが活発化している。加えて25日は、トランプ大統領が香港人権法案の議会通過を受けて「拒否権発動を示唆」(朝日新聞デジタル2019年11月23日00時47分)などと伝えられ、このところの米中関係悪化の要因が後退する可能性が出てきたとして物流活発化の恩恵に期待する様子もある。

 業績は好調で、さきに発表した第2四半期決算で3月通期の利益予想を増額修正した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【特集】金価格関連株に注目、穴株は金庫株、メガバンク株は逆張りも一考の余地(2019/08/19)
【特集】「究極のディフェンシブ株」はこれだ!ラッキーセブン銘柄(2019/08/13)
【編集長の視点】JSSは反落も2ケタ増益転換の1Q業績見直しに2020東京五輪関連人気が加わり押し目買い妙味(2019/09/02)
【特集】「全米オープンテニス大会」と「ラグビー・ワールドカップ」のスポーツ・イベント関連銘柄を探る(2019/08/05)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事