英ポンド週間見通し:伸び悩みか、米中通商協議に不透明感残る

2019年11月23日 14:44

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記事提供元:フィスコ


*14:44JST 英ポンド週間見通し:伸び悩みか、米中通商協議に不透明感残る
■弱含み、製造業悪化を嫌気したポンド売りも

先週のポンド・円は弱含み。英総選挙での保守党勝利を見込んだポンド買いが活発となり、11月18日に141円台半ばまで買われた。しかしながら、22日発表の11月マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は市場予想を下回ったことから、リスク回避のポンド売り・円買いが活発となった。取引レンジ:139円32銭−141円58銭。

■伸び悩みか、米中通商協議に不透明感残る

今週のポンド・円は伸び悩みか。12月12日実施の英総選挙で与党・保守党の勝利が見込まれており、ポンド売りは一服する可能性がある。ただし、米中通商協議における第1段階の年内合意への期待は低下しており、リスク選好的なポンド買い・円売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:138円00銭−141円00銭《FA》

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