Dell、サーバーやストレージ、PCなどを従量課金制で提供するサービス発表

2019年11月16日 15:53

印刷

記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 Dell Technologiesは11月12日、同社のサーバーやストレージ、PCなどを従量課金制で提供するサービス「Dell Technologies on Demand」を発表した。同社ではこれまで、EMCのストレージ向けにオンデマンド型ライセンスを提供していたが、今後はこれを拡張し、PowerEdge Server製品を含むDell Technologiesのあらゆる製品で従量課金制のサブスクリプション型のサービスを提供していくという。

 昨今ではクラウドサービスの普及によって企業が物理的にサーバーを所有することが減り、データセンター向けハードウェアの需要が減っている。Dell自体の総売上は増えているものの、サーバーとネットワーク部門の売り上げは昨年に比べて12%減少しているという。それに対抗するためサブスクリプション型のサービスを提供するようだ。

 DellのライバルであるHewlett Packardも、2022年までにサブスクリプション型に移行することを発表済みだ。調査会社Gartnerは2022年までに、データセンターハードウェア取引の15%がサブスクリプション型になるだろうと予想している(BloombergEnterpriseZineSlashdot)。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ビジネス | ハードウェア

 関連ストーリー:
PCの販売台数が伸び悩む中Lenovoは好調 2019年05月28日
米バーガーキング、コーヒーのサブスクリプションサービスを開始 2019年03月20日
政府、全省庁のシステムをクラウドへ移行する方針 2019年11月11日
オンプレミス版AWSの「AWS Outposts」ハードウェア概要公開、24インチ幅でキャスター付きラック 2019年07月04日
Oracle、自社データセンターの開設に伴いクラウドサービス利用者にデータセンター移行を求める? 2019年04月09日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事