新興市場銘柄ダイジェスト:ココスは後場急騰、Amaziaがストップ高

2019年11月7日 16:36

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記事提供元:フィスコ


*16:36JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ココスは後場急騰、Amaziaがストップ高
<9943> ココス 1607 +219
後場急騰。ゼンショーホールディングス<7550>の完全子会社である日本レストランホールディングスが株式交換でココスジャパンを完全子会社化すると発表している。完全子会社化で、グループシナジーを発揮できる体制の構築を進める。ココスジャパンの普通株式1株に対して、ゼンショーHDの普通株式0.67株を割当交付する。ココスジャパン株は20年2月18日付で上場廃止となる予定。

<4690> 日パレット 2610 +209
一時ストップ高。20年3月期第2四半期累計の営業利益を前年同期比127.8%増の2.24億円と発表している。一貫パレチゼーションの主要顧客である石油化学樹脂関連企業向けレンタルが順調に伸びたことに加え、その他一般顧客向けのレンタル需要も好調に推移した。通期予想は前期比41.4%増の3.63億円で据え置いた。進捗率は61.7%に達している。

<4424> Amazia 4945 +700
ストップ高。20年9月期の営業利益予想を前期比31.6%増の5.47億円と発表。マンガアプリ事業の成長による収益拡大を目指すとともに、海外へのマンガ事業及び新規事業も展開する。新規事業ではスキマ時間にアプリを楽しむユーザー向けサービスを創出する。19年9月期の営業利益は427.8%増の4.16億円で着地。マンガアプリで大手出版社と取引を開始し、配信作品を増加させたことが利益押し上げに貢献した。

<4438> Welby 2297 +71
大幅に続伸。スズケン<9987>と資本業務提携契約を締結したと発表。スズケンの顧客である医療機関の患者向け治療アウトカムの改善や業務効率向上のため、WelbyのPHRソリューションの普及を推進する。また、保険薬局を中心とする医療従事者等の利便性向上、患者サポートに貢献する新たなソリューションの検討などを行う。スズケンはWelby株7万7900株(発行済株式数に対する割合1.00%)を取得する。

<3386> コスモ・バイオ 1096 +6
大幅に反発。19年12月期第3四半期累計の営業利益を前年同期比35.6%増の3.55億円と発表している。ライフサイエンス領域の研究開発に資する自社製品・商品・サービスの提供と在庫の適正化や迅速出荷に取り組んだ結果、売上総利益率が改善した。通期予想は前期比6.6%増の3.50億円で据え置いた。第3四半期累計時点で既に上回っていることから、上方修正への期待が広がった。

<2435> シダー 222 +27
大幅高。20年3月期第2四半期累計の営業利益を従来予想の0.60億円から1.19億円(前年同期実績2.44億円)に上方修正している。施設サービス事業が堅調だったことに加え、売上原価が予想を下回り、利益を押し上げる見込み。通期予想は前期比6.1%減の4.64億円で据え置いたが、修正が必要となった場合には速やかに開示するとしている。第2四半期累計の通期予想に対する進捗率は25.6%。《ST》

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