日経VI概況:低下、日経平均の底堅さを背景に安心感

2019年11月7日 15:35

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記事提供元:フィスコ


*15:35JST 日経VI概況:低下、日経平均の底堅さを背景に安心感
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は7日、前日比-0.85pt(下落率5.59%)の14.33ptと低下した。なお、高値は14.98pt、安値は14.28pt。前日の米国市場では、連日の最高値更新を受けた利益確定の動きのほか、米中首脳会談の開催時期が12月となる見込みであると報じられたことでNYダウは小反落となった。これを受けて対ドルでの為替が円高方向に強含むも、日経225先物は底堅く推移し、この下値の堅さを確認するかたちでプットが手仕舞い売りされ、本日の日経VIは再び14.00pt台前半まで低下した。

【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《YN》

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