【株式市場】午前中の円高が弱まり日経平均は終盤に再び強含んで3日続伸

2019年11月7日 15:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3330円32銭(26円50銭高)、TOPIXは1698.13ポイント(3.68ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億6775万株

 11月7日(木)後場の東京株式市場は、日経平均が前引けより安い43円安で始まったが、午前中の円高は弱まり、ソフトバンクG<9984>(東1)は下げ止まり、東京エレクトロン<8035>(東1)やアドバンテスト<6857>(東1)などが再び強含んだ。日経平均も次第に持ち直し、14時40分過ぎに堅調転換。大引けも小高く3日続伸となった。TOPIXも小高く3日続伸。

 後場は、6日に四半期決算を発表した三菱商事<8058>(東1)などの大手商社株が次第に下げ幅を縮め、みずほFG<8411>(東1)は13時ころから回復に転じるなど大手銀行株も戻り足になった。サンコーテクノ<3435>(東2)が好決算への期待などでジリ高となり、名刺管理のSansan<4443>(東マ)は業績拡大傾向への評価再燃とされて大幅反発。ココスジャパン<9943>(JQS)はゼンショーHDグループによる完全子会社化の発表を受け活況高。

 東証1部の出来高概算は12億6775万株(前引けは6億1702万株)、売買代金は2兆3894億円(同1兆1227億円)。1部上場2153銘柄のうち、値上がり銘柄数は984(同807)銘柄、値下がり銘柄数は1070(同1244)銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種(前引けは10業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、精密機器、その他金融、非鉄金属、小売り、医薬品、鉱業、電気機器、水産・農林、情報・通信、空運、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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