イルグルム 19年9月期は売上高が22.1%増、マーケティングプラットフォーム事業が好調に推移

2019年11月7日 12:48

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記事提供元:フィスコ


*12:48JST イルグルム---19年9月期は売上高が22.1%増、マーケティングプラットフォーム事業が好調に推移
イルグルム<3690>は6日、2019年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比22.1%増の22.04億円、営業利益が0.84億円(前期は0.98億円の損失)、経常利益が0.79億円(同1.15億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が0.34億円(同0.88億円の損失)となった。

マーケティングプラットフォーム事業の売上高は前期比27.5%増の19.51億円、セグメント利益は0.46億円(前期は1.20億円の損失)となった。運用型広告のデータ集約とレポート作成を自動化する「アドレポ」事業を自社事業としてサービス開始した。また「AD EBiS」は、データ連携の自動化と直感的なビジュアルで意思決定をサポートするメジャーアップデート「AD EBiS UPDATE 2019 Spring」のリリースや、昨今のプライバシー保護のニーズにも配慮しながら精度の高い広告効果測定が可能な新しい計測方法「CNAMEトラッキング」の発表を行った。

商流プラットフォーム事業の売上高は前期比7.7%減の2.53億円、セグメント利益は同73.3%増の0.38億円となった。機能やパォーマンス、セキュリティ等を大きく向上させた最新バージョン「EC-CUBE 4」を正式リリースするとともに、「EC-CUBE」の機能を拡充する各種プラグインのリリースにも取り組んだ。

2020年9月期通期の連結業績予想については、業績に影響を与える未確定な要素が多く、合理的な業績予想の算定が困難な状況であるため、合理的な算定が可能となった時点で速やかに公表する予定としている。《SF》

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