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ローマ法王、バチカン秘密文書館の名称から「秘密」を外すと宣言
headless曰く、
ローマ法王フランシスコは10月28日、バチカン秘密文書館(Archivum Secretum Vaticanum)の名称から「秘密 (Secretum)」を外し、「Archivum Apostolicum Vaticanum(バチカン使徒文書館)」に変更するという法王教書を公表した(法王教書英語版、Catholic News Agency、NPR、Daily Mail Online)。
もともと「Secretum」は「私的」といった意味であり、17世紀中ごろに「Archivum Secretum」という名称で呼ばれるようになった当時から、法王の個人用文書館という位置づけだったという。公式に文書館が世界の研究者向けに公開されたのは1881年のことだが、それ以前から収蔵文書の写しを用いた学術的研究が行われているそうだ。しかし、現代では「秘密」という意味で受け取られるようになっており、時代や文化に合わせて理解されやすいようにするという趣旨で名称を変更するとのこと。ただし、変更するのは名称のみであり、文書館の現在の役割や体制、目的等について変更はないとのことだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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